Otus / Stand United W release show interview part3

Stand United
Dr : Yusuke Hayashi(林)
Vo : Yusuke Matsushima(ユウスケ)
Gt : Hirohisa Yamaguchi(山口)
Ba : Hiroyuki Nagasawa(ベンジー)
Otus
Ba: Takashi Kawamura(タカシ)
Gt: Tatsunobu Sakuraoka(タツノブ)
Vo: Satsuki Makimura(マキムラ)
(Dr: Tomohiro Sekino)(セキノ)

「考えて考えて考え抜く事がHardcoreを聴いている人なら出来ると思っています。」

【作品の反響~RAIN FEST,TIHC FEST】
--スタユナは7"発売されてから結構経ちますが反響とかありますか?
特に海外からも反応があるのかなと思っているのですが。

ユウスケ:反響は・・・どうだろう・・・
どっちかっていうと海外ではまず音源というよりはライブかなと思いますね。

アメリカでやった時もライブが終わった後にみんな買いに来てくれる、という感じでした。
なのでライブをやらない事には反響も増えていかないかな、というのは感じてます。

ただ今までYouth CrewとかSxE HCに触れた事が無い人達、若い女の子も聴いてくれてるようなのでそれは凄い嬉しいです。

タカシ:若い女の子いるよね。というか若い人が本当に増えたよね。

ユウスケ:それはOtusのライブに来てくれる若い子が多いからじゃないかな。

タカシ:どうだろう。でもマーチも凄い買ってくれるね。

林:Otus経由でスタユナを聴いてくれる人もいますね。

ユウスケ:でも買ってもレコードでは聴けない人も多いみたいだね。

林:ダウンロードコードが付いてるけどPC持ってない人も結構いるみたいですね。

タカシ:みんなスマフォでね。僕らがレコードで出す事でレコードプレイヤーも買いましたっていう人が出たら嬉しいですね。

--私もはじめは好きなHCバンドがレコードを出してたのでプレイヤーを買いましたね。
スタユナがRAIN FESTに出た経緯はどんな感じだったのでしょうか?

ベンジー:2013年と2014年に遊びに行って、2015年に出演しました。
シアトルに遊びに行った時はex.Championのポジクリスが世話してくれてて、オレは今こういうバンドやってるんだって言ったら彼が結構広めてくれたみたいで、突然主催者からメールが来ました。

--ではいきなりメールが来たんですか?

ベンジー:はい。本当に”出させてくれ”とか一言も言ってないですし、”いつか出れたら良いね”くらいの感じだったので。
twitterでね、ちょっと夢つぶやいた事はあったけど。笑

ユウスケ:Insideでも2回連続で誘ってもらってはいたんですよね。

--それもポジクリス氏が取り持ってくれたんですか?

ユウスケ:そうですね。ちょうどInsideを始めたくらいの時に僕がアメリカに行っててポジクリのバンドとツアーする機会があったのでその後、音源を送ったりし ていて、その流れで。

タカシ:主催者のブライアンから連絡が来て。

ユウスケ:RAIN FESTの半年前にボストンでライブ出来たので”次はシアトルでしょ”みたいな感じはありましたね。

タカシ:でもRAIN FESTは本当にベンジーさんの夢が叶った感じですよね。

ベンジー:そうだね。シアトル本当に良い所で。個人的にはアメリカの数あるフェスの中でも一番好きですね。
ベニューの規模とか。ショッピングとか、土地勘とか過去にシアトルから出て来たバンドとか。

ユウスケ:フェス自体もデカすぎず、あくまでローカルな空気感が。

--THIS IS HARDCORE FEST(以下TIHC)とかとはちょっと違う雰囲気ですか?

タカシ:そうですね。自分は2013,2014,2015とTIHCに行ってるんですが、規模感としてはTIHCの半分くらいだと思います。

ユウスケ:あくまでシアトルのキッズを中心で後はカリフォルニアから北上してくる人もいる感じで。

タカシ:TIHCはアメリカ全土から来るって感じ。だからRAIN FESTでは張ってる人がいないんですよ。

--張ってる人と言いますと?

タカシ:えっと、イキッてる人ですね。TIHCはDMS、SFUとかも含めて色々なところから色々な人が来るんでちょっとみんな年一の張る舞台みたいな。
規模が大きいし、その年の旬のバンドと重鎮が出るので若い子はもちろん、年配の人は友達に会いに来たりする人もいてゴチャ混ぜですね。それに対してRAIN FESTはローカルな雰囲気だと思いました。

--環境面で海外(主にRAIN FESTやTIHC)と日本の違いはありますか?

タカシ:もう若い人が本当に多いですね。中学生、高校生とか。さっき日本で増えてるって言いましたけど比じゃないです。
それはお客さんだけじゃ無くてメインで活躍してるバンドが20代前半なのも関係あるのかなと思います。あとバンドやる側だと重鎮系は30後半から40代。2系統いるように思いますね。

--中間がいないんですね

タカシ:少ないもしれないですね。なんか途中で辞めちゃう?よね?

ユウスケ:そうかも。いま同世代のバンドっていうとFoundationとかですね。

タカシ:ガンガンツアーやって、ってスタイルは25歳くらいまでで一旦ツアーは辞めて、地元で活動するとかになるよね。
あと人数が違いますね。TIHCは2000人くらいで、チッタよりちょっと大きい位の規模ですね。

--あ、でもチッタ位なんですね。

タカシ:後はそれと同じ位の広さのスペースが外にあって、そこでマーチとかフードのテントが出てて。
人気のあるバンドのマーチが出ると人が凄い殺到するんです。本当にCold Worldとかはダンボールが置かれた瞬間キッズがバーッと並ぶっていう。
さっきの話もですけどライブが終わるとそのバンドのマーチの所に行く人が多い感じですね。
良いライブしてるバンドは売れる。ライブヤバかったなって時は大体物販が賑わってますね。
あと女性が多いですね。モッシュピットにいる女性はここ2、3年で本当に多くなったと思います。

ユウスケ:女性だとFirewalkerもカッコいいよね。

タカシ:メンバーがもう一個やってるLeather Daddyも女性だしね。

ユウスケ:どっちのライブも自然とピットに女性が集まってるのは凄い良い状況だと思いますね。

タカシ:日本でも凄いモッシュする女の子いるよね。あとアメリカの新しいバンドだとI.C.E.。

ユウスケ:(I.C.E.は)モロでしょ?笑

タカシ:そうだね。笑

--(スタユナは)RAIN FESTやボストンでやった感想はどうですか?

ユウスケ:なんか本当、驚いた感じですね。どっちも良いリアクションをもらえて。

タカシ:RAIN FESTは特に凄かったね。

--音源聴いて来てくれた感じですか?

ユウスケ:いや、多分聴いてなかったと思いますね。

タカシ:音源まだ無かったよね。

ユウスケ:うん。Bandcampに上げてはいたけど。

ポジクリとかシアトルの友達がスタユナやるからって話で広めてくれたので、ライブやる時も結構人が集まってくれました。

タカシ:Forced Orderのニックとか凄いモッシュしてたよね。
あとセキュリティをステージダイブさせたよね。

林:あれは衝撃的だったね。

ユウスケ:自分たちの前がMinusだったんでけど、MCで自分たちがやる事を言ってくれたり。
そういった周りの人達の後押しがあって良い環境が出来たんだと思います。

タカシ:Code Orangeとかもね。

林:そうだね。Otusで一緒にやったので仲良くなったんですが、ライブやるに当たってドラムのシンバルとスネアがなくて。

--向こうだと持ち込みが基本という事でしょうか

林:そうなんです。自分は持って無かったのでCode OrangeのJamiが貸してくれたんです。

ユウスケ:日本との違いというと、あれだけステージダイブが起こるっていうのは日本だと無いかなと。

タカシ:ステージダイブは違いますね。前に人がいっぱいいるんでガンガン起きるよね。
あと当たって喧嘩になる事はほとんど無いですね。

--日本の方が喧嘩になりやすいと感じますか?

タカシ:うーん、なんか当たるのを嫌がる人が多いような気はしますね。
アメリカの方がHardcoreのライブだからステージダイブで人が降ってくるのは当たり前だし
モッシュで殴られても、別にその人が悪い訳じゃないっしょっていう感覚だと思いますね。

【ルーツと海外HCとの接点】
--皆さん現在は海外HCに精通しているメンバーがほとんどだと思うんですが、どのようにハマっていったのでしょうか?

ユウスケ:いいタイミングでChampionとComeback KidとThe PromiseのJapan Tourが三ヶ月連続であって、それが大きいですね。
SxEに触れたのもそこでしたし、それまでの来日ライブよりも距離が近く感じました。

ベンジー:ChampionはCOSでもやってたり、その時にドライバーをやらせてもらったりもしたんで海外バンドとの繋がりが生まれましたね。海外というかアメリカですけど。

タカシ:あとアメリカ実際に行くとまた変わりますよね。見方が。

--肌で感じる訳ですね

ユウスケ:アメリカのバンドみんなカッコいいって思ってる人もいるかも知れないですけど全然そんな事なくて。

タカシ:超ヘタなやつらもいますからね。演奏だけで言ったら日本の方が全然うまいと思います。音作りも。
あ、でもMID WESTの人達はみんな演奏上手いですね。

--MID WESTって田舎ですよね?

タカシ:そうですね。バンドやってる人は少ないみたいですがやってる人はみんな本気で。凄い上手いですね。

林:ボクは元々Fc Fiveとかを聴いてたんですがHardcore自体に凄いハマってしまって日本、海外問わずディグリまくりました。で、名古屋でやってるバンドでTerrorと対バンする機会がありまして。今思えばそれが凄い関係してるのかなと思います。

--実際ライブを観ると違うっていうのはありますよね

林:そうですね。あと観ただけじゃなく一緒にプレイ出来たので、より一層思い入れが深くなったと思います。

タカシ:僕は中学校2年生の時にState Craftとかを聴き始めたんですが仙台の田舎に住んでたのでネットとEAT MAGAZINEで。EAT MAGAZINEは本当に全部暗記するぐらい読みましたね。

--じゃあ菅原さん(Doggy Hoods)の記事を

タカシ:そうですね。レビューをひたすら読んで、その中から買えるやつをEarth CrisisとかUnbrokenとかEverybody Gets Hurtを聴いてました。
後その時期はHARDCORE PRIDE3をずっと観てたりTOKYO HARDCORE DOCUMENTARYっていうVHSとか。W.O.Bとかエンズとか入ってるやつですね。
それと平行して海外のHCもチェックしてました。
実際に触れたのは2009年にユウスケ君がボストンに行ってたのに僕も合流して、その時GREAT AMERICAN HARDCORE FESTっていうのに行った時ですね。

ユウスケ:あれ1年で無くなったね。笑

タカシ:出てるバンドは凄かったんですけどね。ConvergeがヘッドライナーでIntegrity,Ringworm,Rotting Out,Alpha & OmegaとかBad Seed、Title Fight。
あ、あとTrash Talkも出てたしHave Heartも。

ユウスケ:Title Fightが駆け出しの頃で。

タカシ:自分はその時全然知らなかったんですけど。で、そのライブがヤバすぎて。ステージダイブとシンガロングがすごくて。
そこでハマりましたね。

タツノブ:僕は元々はメロコアとか聴いてて高校3年の時にSo Many Menに入って色々教えてもらいました。
Kid Dynamiteとかゴリビスとか。

ユウスケ:英才教育。笑

タツノブ:初めて来日観に行ったのは多分Comeback Kidですね。そこからディグっていった感じですね。

マキムラ:高校生当時にPump Up The Volumeが特集されていたフリーペーパーからSilence Kills The Revolution(以下SKTR)やエンズなどの存在を知り、並行してWill You RememberのメンバーからEvergreen TerraceやShai HuludなどフロリダHCを教えてもらっていました。彼はBishopの来日ツアーにも行っていたりして俺ら周りの情報源的存在でした。

タカシ:最近だなー

一同:笑

マキムラ:そうなりますよね。笑
初めて海外のHCバンドを見たのはカナダのGrave Makerだったと思います。大学入りたての頃、現For Lifeのイナガキさんやナオトさんらが当時やっていたバンドで学内で企画していて。Give LifeやFC Fiveなども出演していました。
そのあとReign Supreme、50 Lions、Bane、Shai Hulud、Ceremony、Cruel Handとかのツアーがあって一気に情報が入ってきました。振り返るときっかけは色々あったと思います。

タカシ:ほぼ全部Inside一緒にやってるね。

マキムラ:はい、だから実は良くライブにいました。

タカシ:知らなかった。笑

--さっきユウスケ君がボストンに行っていたという話が出ましたが元々なぜ行ってたんですか?

ユウスケ:Have HeartのラストツアーにShipwreck A.Dが同行していたんですが、Shipwreck A.Dから「ギターが一人足りないから弾いてくれないか?」って言われて。「分かった」って言って仕事辞めて付いて行ったんです。

--Have Heartとの接点はどのように?

ユウスケ:2007年のHave Heartの1回目のJapan Tourでですね。
ATのダイキさんとその少し前に出会っててHave Heart大好きなんですよ、って話をしてたらドライバーやらないか?って言われてやらせてもらって、という感じですね。
Insideの2回目のライブがあったので、もうちょっとアメリカにいたかったんですが少し早めに帰国しました。

林:その時のInsideのドラムはアキオ君(Soul Discharge、Make It Last、Tragic Film)だったね。

【現行のオススメバンド】
--では現行のオススメバンドを教えて下さい。

タカシ:いっぱいいるよね。
あ、でも「いっぱいいる」とか「色々聴いてる」っていう人は大体ちゃんと聴いてないと思うので。笑
そこはちゃんと上げないとですね。

ベンジー:自分、最近発見したんですけどサンディエゴのSxEバンドでDrug Controlっていうバンド

タカシ:New Age Recordsから出すんですよね。

林:マジで?

タカシ:New Age Recordsが復活するんだよ。

ユウスケ:まぁでも、一応プレスは動いてたよね。

タカシ:そうだね。Drug Controlはみんなヤバいっていうよね。

ベンジー:New Age Recordsがまた動き出したっていうのも含めて盛り上がってるよね。

林:僕は最近というか少し前から出ているバンドですが、Furyですね。
この前2016年のプロモ音源上がってましたけどカッコいいです。
ライブもボストンで一緒にやって。マイクが不調だったんですけど。

ユウスケ:ほとんどのバンドが出てなかったよね。

林:でも死ぬ程盛り上がってて、凄くて。それを観てまた好きになりましたね。今でも聴き続けてます。

ユウスケ:あの日はマイクでトラブるバンド多かったけど、それをモノにしたのはFuryだったね。BEST SHOWだった。

林:あと、まだ新しいレコード出てないかもしれないですけどSafe And Sound。

--シアトルの

林:前は普通のユースクルーでそれも良かったけど、今はちょっとTurning Pointみたいな雰囲気になってて、毛色を変えたのか分からないですが今度出る7"はヤバいですね。

ユウスケ:Jaxon Craig。

タカシ:彼は凄い90's HCのオタクだね。StrifeのTシャツを死ぬ程持ってますね。

--他に現行バンドありますか?

タツノブ:この間ロイヤルと一緒にライブやってたVamachara。

タカシ:カリフォルニアの。

タツノブ:それこそDisembodiedみたいな感じで。

タカシ:20代前半のヤツらでKickbackのリップオフTシャツとか出してるよね。アツいね。

タツノブ:音がワル過ぎますね。

タカシ:ジャズマスターシングルコイルのギターでギャンギャンのね。

タツノブ:ハイが出すぎてる。笑

タカシ:HM-2踏んでるんだよね、多分。

タツノブ:後はTwitching Tongues。ギターのテイラーヤングのサウンドが好き過ぎますね。

タカシ:僕が最近よく聴いてるのはHarm ReductionってレーベルをCode OrangeのJamiがやっているんですけど
そこから出るバンドは全部ヤバいですね。
Sentenced To Burn(テキサス)とRenounced(イギリス)のスプリットとか
、Code OrangeのメンバーがやってるResistance Wire、あとPulled Underっていう、それもテキサスのバンドで90’sの流れを組んでいるバンドとか。
そのボーカルが凄い運動神経良くてSOUND & FURY2012年の時にめちゃくちゃステージダイブしてるヤツがいて気になってたんですが、そいつらしくて。その辺の新しいバンドを聴いてますね。
どんどん出て来ますからね。

--メンバー被りながら色んなバンド出てきますよね

タカシ:本当そうですね。Fury周りも多いと思います。

ユウスケ:Pocket KnifeとかSoul Searchにも入ったし。あとはForced Order。

ベンジー:Responseとか。

タカシ:あとLock。LockはFuryのギターがドラムで元Trash Talkのドラムのサムがボーカル。

ユウスケ:東も同じような状態だよね。

--それこそFirewalkerとかLeather Daddyとかもそうですよね。
ユウスケくんはオススメどうですか?

ユウスケ:自分と境遇が似てるんですがMindsetでギターを弾いているオースティンがボーカルをやりだしたLine Of Sight。
結成のいきさつなのかは分かんないですが、彼はClearでもギターを弾いていてカナダのライブの時にパット(ClearのVo,元Have Heart)の調子が悪くて代わりにオースティンが歌ったらしいんです。

タカシ:楽しくなっちゃったっぽいよね。

ユウスケ:ね。笑 凄い良い感じだったみたいで。

--Line Of Sight一個ライブ動画上がってましたよね。

タカシ:Mindsetとやった時ですね。

ユウスケ:ステージングも想像通りで。曲に関しても間違え無いですね。
新しいバンドがどんどん出てくるのは良いですね。

--あと現行系はありますか?

マキムラ:Red DeathとBlack Breath。全然違うアプローチですけど。
あとDisgraceとか聴いてるので、その辺は自分のボーカルとしても消化して行きたいですね。
あと変わり種としてはGood Time BoysとFuneral For A FriendってバンドのメンバーがやってるTerrible Loveってバンドがこれから注目されそうな気がしますね。
あとBidge Nineに最近までいたSilver SnakesっていうバンドがいてSmash Pumpkinsみたいな感じなんですけど。

タカシ:Silver Snakes結構昔じゃない?

マキムラ:いや、割と最近ですよ。オレと土肥さんとサトパンさんぐらいしか喜んでないかもしれないですけど。笑

タカシ:Hardcore以外だとPetalとかヤバイですね。
Tigers Jawのメンバーとかがいる女性ボーカルのエモです。

【Hardcoreの魅力】
--ではHardcoreの好きな部分を教えて下さい。

ユウスケ:歌ってる人はもちろん楽器持ってる人もお客さんもあんな形相でやる音楽なんて他に無いですよね。

林:それなのにみんなで一緒に盛り上がれる。ステージダイブにモッシュ。
歌ってる人のマイクを奪いに行くなんて中々他の音楽では無い事ですよね。

タツノブ:ATフェスでのSKTRとか、演奏してる人が全員フロアに降りてモッシュしていたりして。

ユウスケ:やってる人と観に来てくれる人の垣根が無い所ですね。同じ立場で。
他にそういう音楽ってあるのかなって思うと中々思いつかないです。

タカシ:SxEとかビーガンとかそういったカルチャーと密接な関係なので音楽以外でも受ける影響が大きいで すね。
普段の生活においても、考え方とかHardcoreを聴いていなかったらそういう考え方は出来なかったという事も多いと思います。
あとHCを介さなければ色々な考え方の人と知り合って仲良くなる事も無かった。
あんなに刺青入ってて怖そうな人と仲良くなれるなんてことは無かったと思う。笑

--分かります。

タカシ:海外の繋がりもそうですね。海外に友達が出来なかったらアメリカ行こうとか英語を勉強しようとかも思わなかっただろうし。色々と何かを始める、考えるキッカケが多い音楽だと思います。
SxEに関して特別な存在だとは思わないけど、それ自身を考えてやっている事がカッコいいと思いますね。

ユウスケ:多分Hardcoreに出会ってなかったら仕事とかプラ イベートでイヤな事があった時とか代わりのものでストレス解消していたと思うんですが、Hardcoreは直接的に気持ちを乗せられる。これだけ苦しみ、悲しみ、怒りを反映出来る音楽も無いのかなと。Hardcoreはそういう音楽だと思います。出会えて凄いラッキーでした。

【最後に一言】
--では最後に読者に一言あればお願いします。

ユウスケ:一番苦手なやつ。笑

タカシ:じゃ各バンド代表者1名で行きましょう。

林:Stand UnitedはStraight Edgeバンドなので、もし初めてこういうインタビューで”Straight Edge”という言葉を耳にした人がいたら調べてもらえたらと思います。Googleですぐ出てくると思うので。
別にそうなれという話では無いです。ただHardcoreの中にそういうのがあるんだよ、という事を知ってもらえたら嬉しいです。

タカシ:最近、人を否定する事で優越感に浸るようなやり方や考え方が多いように感じる事があります。
人種差別はもちろん、身近でも自分の好きじゃないジャンルをけなしたりとか、自分と違う考えの人を馬鹿にしたり、もしくは自分の方が上だ、みたいな考え方をしているのを目にすることがあります。
でもHardcoreが好きなんだったらそういう所を変えて行かないといけないと思うんです。
全てに対して理解するのは難しいですが、頭ごなしに否定するんじゃな くて何故それがそうなっているのかを理解しようとする事が必要だと感じます。
目の前の事象をただ受け入れるんじゃなくて、なぜそうなっているのか、自分の考えはどうか、考えて考えて考え抜く事がHardcoreを聴いている人なら出来ると思っています。
そういう考え方、ものの見方が広まって行けば良いなと思います。

--ありがとうございました!

jan 21,2016 at.新宿AIN SOPH. ripple~ルノアール





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