BUSTED OUTLOOK “Not Defined By Violence” LP release interview

--インタビューさせてくれてありがとうございます!自己紹介をお願い出来ますか?

Rich:もちろん!インタビューしてくれてありがとう!名前はリッチ。歌いながらその辺をジャンプしてる。

Jeremy:YO!ギターのジェレミーだ。

Fred:フレッド。リフとアーミングを学んでいるよ。

Eric:ベースのエリック・ブック。

Taylor:ドラムのテイラー。

--BUSTED OUTLOOK(以下BO)はカリフォルニアのバンドだと思いますが、どのようにメンバーに出会い結成されましたか?

R:メンバーのうち2人はサンフランシスコから1時間くらい南のサンノゼに住んでいて、他のメンバーはオークランドのベイエリアに住んでる。
みんなそれぞれバンドをやっていてライブで出会ったんだけど、始めはオレとジェレミーのプロジェクトとして始めたんだ。
オレはそれまでバンドで歌った事は無かったけどリリックがあったし(※)、ジェレミーもリフのアイデアがあったから、それを形にしようって事で。
2人でデモをレコーディングしてカッコイイのが出来たんだ。だから本当にバンドとして動けるように、みんなに声を掛けたんだ。何か抜けてるかな?

J:リッチは頭に鋲を打ってたね。みんな自然と知り合っていたけど、ハードコアパンクが僕達の人生にこのプロジェクトを授けてくれたんだ。

※COMPLETED EXPOSITIONウエダ氏より
「リッチは地元ではIn Disgust、Permanent Ruinなどなど名ドラマーとして名を馳せてる感じで何ならジェレミーもドラマーのイメージだったので、BOの編成を見た時はかなり驚きました。ベイエリアでもRich、Jeremy、B(REPLICA、CONQUEST FOR DEATH)の3人のドラマーは飛び抜けて素晴らしかったです。」との情報を頂きました。

--バンド名はDespise Youの曲名から取っていると思いますが、どのように決まったのでしょうか?

R:その通り!みんなこの驚くべき事実にあんまり触れないんだよな。
気付いてくれて感謝するよ。DESPISE YOUの好きな曲の1つ。この曲はヘビーで怒ってる。
BOは明らかにDYの様には聞こえないと思けど、それは別にどうでも良いんだ。

F:DYはヤバいね。

E:オレがやってるバンドでDYからバンド名を取った2個目のバンド。

J:この名前、好きだね。DY聞いたことないんだけど。これを思いつく前はしばらくの間リッチと僕で徹底的にバンド名を考えていたよ。BO WRECKING CREW。

--音楽性は88ユースクルーをベースにファストCOREを混ぜたスタイルに感じます。このような見方はいかがでしょうか?

R:88 YOUTH CREWは間違いないね。多大なる影響を受けているよ。でもPOWERVIOLENCEとFASTCOREはディグってるメンバーはいるけど、音として狙ってはいないかな。
オレ達の音を聞いた人がどう感じるかを聞くのは面白いね。

J:うん、88 YOUTH CREWはもちろんだね!ボストンとNYHCも重要かな。グルービーなリフに...ハードモッシュ・パート、それらを全部曲に取り入れようとしているんだ。

F:ぶっちゃけちゃうとリッチとエリックはFASTCORE/625 THRASH系を2000年代のはじめに聞いていた。だからその影響が少し現れているのかもね。

E:PowerViolence人生の中においても、YOUTHCREWはずっと切り離せないものだったよ。どちらも大好きだね。

T:合ってるか分からないけどFASTCOREと88 YOUTH CREWはハードコアパンクのサブジャンルの中で最も変わってると思うよ。
理由は沢山あるんだけど、パンクを知ってからその二つに惹かれたし今も大好きだよ。

--実際にはどのようなバンドに影響を受けていますか?

R:個人的にはこの辺かな。Youth Of Today, Uniform Choice, Esperanza, No Justice,初期Young Blood Records。

F:BOに関しては書かないけど、いま挙がったバンドは全部ディグっていたよ。
それに70'sロックと80'sの速弾きギターに本当に夢中になっていたから、そういう影響がオレのポンコツなリードギターに表れているかもしれないな。
あとCHELSEA氏(death side/paintbox)からも多大な影響を受けているね。
切り裂くようなギターとドラマティックなリードを猛烈なハードコア・パンクにミックスしている。
後にも先にも彼のような事が出来るギタリストはいないだろうね。

E:ジェレミーがほぼ全てのリフを作っているけど、ベースのブレイクパートはYOTを感じるね。

T:オレが影響を受けたバンドはピンポイントにいくつかあるんだけど示すのが難しいんだな。様々な方法で沢山のバンドから影響を受けるから。
ただ真似しようと試みているのはSammy Siegler(Youth Of Today), Aaron O'Neil(Lights Out), Daniel Fang (Mindset,Turnstile), Mackie(the Cro-Mags),Bill Stevenson(the Descendents)だな。まぁ大抵失敗してるんだけど。
でも本当に正直言うと、友達のバンドがブチ上げてるの見た時が一番影響を受けてるんだよな。

--今回の12"LP「Not Defined by Violence」というタイトルは「DUST」の一節ですが、なぜこのタイトルに?

R:黒人と褐色人種の若者は周囲の暴力性を吸収してしまう事がある。肉体的な暴力にせよ、国家的な暴力にせよね。
そういった経験は彼らが成長する過程で作用してくる。時として自分達の置かれた状況において選択肢がすごく限定されているように感じてしまうんだ。
そうなると彼らは周囲の暴力によって自分達を定義しはじめる。この曲とタイトルはそういう事なんだ。教師の友人とその生徒達との会話からインスピレーションを受けたて書いたんだよ。

--Refuse recordsについて、BOのメンバー2人がPERMANENT RUINとしてヨーロッパ・ツアーを行いロバート(Robert/Refuse Records)に会ったのがリリースのキッカケとの事ですが、もともとRefuse recordsについてはどんな印象を持っていましたか?

R:そう、ロバートがベルリンのライブを組んでくれた。それ以前は彼の事は知っていたけど会った事は無かったんだ。
会った時はお互いの好きなバンドの話をして楽しんだし、彼のハードコア愛とインターナショナルな関係性に興味をそそられた。
その時にBOのレコードを何枚か渡してツアーから家に帰った時、リリースの話がスタートしたんだ。

F:ロバートはすごいナイスガイだし、知ってる限りで最もクールなレコードコレクションを持っている一人だ。
彼は本物のハードコアのコレクターでありファンだね。
オレは長年に渡って彼がリリースした偉大なレコードに関心を持っていた。だから彼のレーベルからリリース出来て本当に嬉しいよ。

--地元で仲の良いバンドを教えて下さい。EFFLUXUS,IN DISGUST,Ritual Controlなどでしょうか?

R:IN DISGUSTはオレがドラムをやってる。

J:僕はEffluxusとRitual Controlでドラムを叩いてたよ。どっちも今は活動していないけどね。
ローカルにはいいバンドが沢山いるよ。過去のバンドよりも今起こっている事に注目したいね。

--みんなサンノゼの出身ですか?サンノゼはどんな場所ですか?

R:オレとフレッドだけが住んでる。エリックも出身だけど今はオークランドに住んでる。オレらを捨てたって訳だ。笑
サンノゼは他のベイエリアに比べてちょっと洗練されてはいないかもな。オレは好きだけど。
確かな歴史とルーツがある。音楽に関してオークランドやサンフランシスコのようにポップな感じでは無いね。

F:出身は違うけど今で4年くらい住んでるよ。いい場所だよ。かなり広い都市だね(USで10番目に大きい)。とてもそうは感じないけどね。

E:サンノゼはいつでもホームだ。マジで恋しいよ。

--地元のオススメのスポットを紹介して下さい。

R:食べ物で?「TOFOO COM CHAY」っていうダウンタウンにあるビーガンの店かな。

J:あそこはいいね。サンフランシスコにも良い所はあるよ。
フォーだったら「New Sandys Cafe」、サンドイッチだったら「Yellow Submarine」、ピザだったら「Escape From New York」他にもまだまだあるけど。

F:食べ物屋?チーズバーガーが好きだね。ライブで良い場所?今ベイエリアでは良いオールエイジで出来るスペースが無くて困ってるんだ。

E:サンフランシスコの「Eduardos」「El Rancho」。オークランドの「Shan Dong」。

T:食べ物だったら「Taqueria El Faralito」「Toofoo Com Chay」。
お金に余裕がある時は「DLXSF Skate shop」「Green apple books」「Thrillhouse Records」だね。

--これまでにツアーした土地と印象的だった事を教えて下さい。

F:週末に南カリフォルニア・ツアー、10日間のノース・ウェストUSツアー with HOUNDS OF HATE、トロントでのNOT DEAD YET 2014、一番最近ではDamaged City Festの周辺でイーストコースト・ツアーをやったよ。

J:今度のユーロ・ツアーも印象深いものになるだろうね。それについてはまた書かないといけないね。

--メンバー全員、ストレートエッジですか?

R、T:オレはそうだよ。
F、E、J:オレ達は違う。

--(エッジのメンバーに対して)ストレートエッジとはあなたにとってどんなモノですか?

R:勝つ為だ

T:様々な人のそれぞれのやり方。プライドを持てる事、あとは例え他国の規範の外側であっても満足行く選択が出来る事だね。

--今度のヨーロッパツアーはGOVERNMENT FLUと一緒に回るとの事ですが彼らとはどのように知り合って今回ツアーをやる事になったのでしょうか?

R:ベルリンで出会ったんだ。ライブは見れて無いんだけど楽しみだよ!

F:彼らはヤバいバンドだね、毎晩見れるかと思うと楽しみだよ。

E:ロバート(REFUSE records)がセットしてくれたんだけど最高なツアーになるだろうね。

T:実際待ちきれないよ。PUNKを知ってから海外ツアーはやりたかった事の一つだからね。
会ったことは無いけどライブもハングアウトも楽しみだよ。

J:間違い無く最高な時間になるだろうね。

--Coke bust主催のDC festに出演しましたが、いかがでしたか?

R:ヤバかった!いつもと違うお客さんの前でやるのは楽しいし、友達ともたくさん会えた。

J:あのフェスは最高だよ!集まった人達もいい感じで最高の時間を過ごせた。
DC FESはアメリカ北部の中でイケてるフェスの一つとしてずっと注目してたんだ。
様々なスタイルのパンク・ハードコアを混ぜるように努力していて、全てのタイプの人々にフォーカスしていたからね。

F:DCは最高だね。NICKとCHRIS(COKE BUSTのVoとDr)も最高。

E:自分達のベスト・ショウの一つだったよ!

T:カッコいいバンドや友達に溢れた最高の週末だったよ。NICK、CHRISには誘ってくれて感謝しているよ。

--日本ではcompleted expositionと親交が深いと思いますが、どのように出会ったのでしょうか?

J:数年前に彼らのウェスト・コースト・ツアーで出会ったんだ。彼らは最高だね!
彼らに出会ってツアーが楽しくなったし感謝しているよ。再会を望んでいるよ、日本でね!

--他に日本のバンドで好きなバンドはいますか?

R:Jellyroll Rockheads, Framtid, 突撃戦車, Gauzeなど他にもあるよ。

J:Kriegshog, Gauze, Chicken Bowels, Brain Death, Death Side, Lip Cream, Nightmare, The Sexual, The Clayなどまだある。
日本には豊かなハードコア・パンクの歴史がある。素晴らしい事だと思っているよ。

F:GAUZEだな!

E:日本のバンドは大好きだよ。Tomorrow, Anti Septic, Disgust, Gouka, Gauze。

T:たくさんありすぎるな。日本は偉大なバンドの歴史がある。いくつか挙げるならGauze, Bastard, Total Fury, Lip Cream, Framtid,Discloseかな。

--今後の予定を教えて下さい

F:直近でLPをRefuse Recordsからリリースして7月末に3週間のヨーロッパ・ツアーをやるよ。後はあったっけ?

J:僕たちはみんな本当にジャパン・ツアーをやりたいと思っている。実現出来る事を望んでいるよ。そして新曲も作ってるから2017年には新しいEPを作りたいね。

photo by angelaowens

May.22,2016 メールにてインタビュー





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