CØNDITIØN interview 2017

(photo by KRIS KIRK)

【イントロ】
2017年1月末に来日を予定している現行ハードコアバンドの一線で活動するメンバーらによって結成されたLA/SFのハードコアバンドCØNDITIØNへのメールインタビュー。結成のきっかけにもなったSamを中心にメンバーに話を聞いた。
メンバーはSam(Gu)、Matthew(Vo)、Jeremy(Dr)、Irvin(Ba)、Ian(Gu)。

Q1 まずは自己紹介をお願いします。CØNDITIØN 以外でやっているバンド、そして最初に組んだバンドや好きになったバンドを覚えていたら教えて。

S:俺はSam。ギターだ。他にはBlazing Eye、Lock、Dirty + His Fists、Warfare、 Leather Slave、Human Particle、Edwin Gorhamをやっている。最初のバンドは16歳のときに組んだLead By Exampleというユースクルースタイルだったね。

I:ギターのIan。Hoax, Lock, Kommandっていうバンドをやっている。最初のバンドはAerosols。

M:Mattwe David Trejo。クソを吐き出してる。他のバンドはFUNDAMENTAL、SKS、THEE GUILLOTINES。CRUSTOMPERでドラムを叩いたのが最初のハードコアパンク。

Ir:俺の名前はIrvin。CØNDITIØN ではベースを弾いてるよ。他にはパンクバンドのStupid Life、The Dark、ダークウェイブ/ポストパンクバンドのHouse of Breathをやっている。パンクにのめり込むきっかけはRamones。最初のローカルパンクはThretning Verseだね。

J:ドラムのJeremy。Primal Rite、Busted Outlookというバンドをやっているよ。昔Sanctumっていうバンドをやってたね。

Q2.CØNDITIØNはどのように結成されたのかな?

S:CØNDITIØNは2010年にロスアンジェルスで結成された。俺は当時、元ギターでもあったChad Kawashimaと一緒に住んでいて、DNFというバンドを一緒にやっていたんだ。そこで俺は、後にデモ“Deteriorating”として発表される曲を作った。Chadと俺はレコーディングを始めるにあたり、2人の知り合いでもあったMattにボーカルを頼んだ。そして快諾してくれたんだ。

M:SamとChadがKROMOSOMのギグの時に「Loud Fuckin Punk Bandをやろうぜ!」って声をかけてくれたのを覚えているよ。その後にIrvinとJeremyを誘い、Ianが加わり今のメンバーになったんだ。

Ir:2012年の2月、CØNDITIØNのファーストショウは(ボイルハイツにあったthe Crash Padという)俺の家でのハウスショウだった。その頃はまだ4人だったんだ。そこで俺が当時やっていたバンドKruelも共演したんだよ。6、7バンドが出たその夜は、狂ってて最高の夜だった。その後すぐにSamからCØNDITIØNに誘われて5人になったんだ。2週間後には2回目のライブが決まってたから、結構練習したよ笑。


(photo by KRIS KIRK)

Q3.私はみんなからスウェーデンと日本のハードコアを強く感じたんだけど、大きな影響を受けたものは何だろう。

Ir:確かに。個人的に80年代の日本のバンドには影響を受けたね。

S:Crucifix、Totalitar、Framtid、Disaster、 Anti-Cimex、Disclose。これらのバンドは当初大きな影響を受けたね。そしてバンドが進むにつれて、Bombanfall、Anti-System、 Svart Parad、 Vorkriegsphase、 Axegrinder、 Hellbastardからの影響が組み込まれていったと思う。

M:俺は日本やスウェーデンはもちろん、ハードコアが好きなんだ。Poison Idea、The Undertones、Death Sideには少なくとも食らったね。

Q4.歌詞は誰が書いているのかな。どんな出来事がインスピレーションを与えてくれる?

M:全ての歌詞は俺が書いている。すべて自分で見たこと、体験したことだよ。俺が感じた怒りさ。いくつかの歌詞は抽象的なものになっているけど、俺にとっては本当に重要なことを記しているよ。

Q5.みんなの街について教えてほしい。例えばローカルシーンやバンド、シーンを支えているアーティストやフォトグラファーについて。

S:MattとベースのIrvin、そして俺はロスアンジェルスで育った。Ianはニューハンプシャー、Jeremyはワシントンだ。個人的な意見だけど、南カリフォルニアとロスアンジェルスのシーンは、アメリカ全土において最もユニークで興味深いものだと思っているよ。俺たちのコミュニティーは異なるスタイルでそれぞれのパンク/ハードコアを表現しているし、ライブだって多様性に富んでいると思うね。好きなローカルバンドはIrvinがやっているTHE DARK(日本版のカセットテープが大阪のグッドレーベルMOUSEからリリース済)。The SexualやUnited Mutationのような本当に邪悪なパンクサウンドさ。好きな写真家は、俺たちの親友でもあるKRIS KIRK。彼はLockやDosesをはじめ多くのバンドもやっている。写真やバンド、そしてフライヤーやリリースのアートワークなど、彼のシーンへの貢献は計り知れないね。

I:周りには本当に良いバンドが集まっていると思う。今ならThe Dark、Dirty and his Fists、Forced Orderかな。

Ir:ロスアンジェルスはその場所ごとに異なるバイブスをもつ大きな都市だ。だからほとんどの音楽シーンがある。その中でも俺はストリートパンクやポゴパンク、ハードコアパンクバンドのバックヤードショウを多く見て育った。ロスには市内外から多くの良いバンドが集まるからね。新旧合わせて好きなバンドはTozcos、Folleto、Bombsplinter、Pessimist、Sadicos、Blazing Eye、Ausencia、Hitmeback、Reagan SS、Thretning Verseだね。

J:俺は今サンフランシスコに住んでいるんだけど、とても美しい街さ。他の街より少し臭いけど(笑)。シーンに協力的なアーティストやフォトグラファーはそんなに多くないと思うよ。

M:Joan Jettの故郷でもあるウェスト コビーナは世界最高の街だな。そしてKRIS KIRKは最高の奴だ!

(photo by KRIS KIRK)

Q6. 私はバンドをやっていないけど、好きなバンドと一緒にツアーしたりサポートすることがとても好きなんだ。ところで、みんなが思うパンク/ハードコアの魅力はなんだろう。

S:パンク/ハードコアシーンは俺の人生において、もっとも強い原動力なっている。すべての親友とここで出会ったし、いくつもの素晴らしい経験が得られた。パンクはどんなにひどい悲しみや苦しみに満ちた状況でも、団結する力と美しいものを創造する力をもっている。パンクとは愛であり、力なんだ。Punk is love and Punk is power!

I:プレッシャーからの逃亡と日常生活との戦い。

J:俺もツアーは大好きさ。世界中の新しい場所、新しい友人に出会うための最良の方法だよ。

M:この道を居座り続けろ。このクソみたいな世界で唯一のREAL HONEST MUSICだよ。これがHARDCORE RULESだ。

Ir:最初はキャッチーな音楽として、パンクにのめりこんだ。そこにはハードコアパンクやバックヤードでのギグがあった。パンクスは多くの変わり者とはみ出し者だろ?それが集まるコミュニティーを見つけたんだ。それで俺は狂ったギャングやストリートライフから離れることができた。もしパンクがなければ、今頃俺は塀の向こうで腐っているか、死んでいたと思う。ショウに行き、新たな友人と出会い、そして今度はショウを組む。そこでまた新たなバンドに出会ったり、昔のバンドの存在を知るんだ。これらが俺に実感を与えている。そして見知らぬ人間同士が、まるでやっと会えた旧友みたいにサポートしあうことにも本当に感謝してる。音楽を通して、DIYパンクや世界のパンクコミュニティにいる新しい友人ができるなんてラッキーだよ。ここは俺の家なんだ!

Q7.日本ツアーに向けたメッセージを。

J:CØNDITIØNでのツアーを楽しみにしてる。日本にいくことは俺の夢だったんだ。

Ir:このツアーを組んでくれてありがとう。そしてサポートしてくれるみんなにも感謝してる。待ちきれないよ。俺たちは地獄のようなプレイをするから耳栓を持ってこい!CØNDITIØNが西海岸からやってくるぜ!

M:ツアーは俺の背筋を伸ばしてくれた。乾杯、Motherfuckers!!!

I:みんなに、そして日本をツアーできることに感謝しているよ。

S:今から日本ツアーが待ちきれないよ。俺たちCØNDITIØNは、日本のみんなに、俺たちがここLAでしてきたことを見せつけるためにマジで仕上げているんだ。LOUD + FAST + HARD。俺たちのツアーをサポートしてくれる全員に多くの愛を送るよ!

【Release】
2011年にデモ作品Deterioratingを発表後、シングルBombed Outをリリース。そして2015年に1st LP“Actual Hell”をベストレーベルの1つといえるIron Lung Recordsよりリリース。怒りがまき散らされた純度高めの8曲入りLPは世界中にファンを作り続けている。今ツアーに合わせ4曲入りテープ"SUBJUGATED FATE"をBlack Holeからリリース。こちらは後にIron Lung Recordsから7"としてリリースされる予定。

ツアーinfoはこちらから。
http://blackholekuroiana.blogspot.jp/2016/11/cnditin-japan-tour-2017.html





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