TOME氏(BOWL HEAD inc. ) interview 2017

BOWL HEAD inc.は間違い無くいま日本で現行HARDCOREと最もリンクして動いていいるレーベルの一つだろう。
私がBOWL HEADに接し始めたSOUL SEARCH japan tourが2013年。それから4年だけで考えても界隈の状況がかなり変化していると感じていた。
そこでオーナーであるTOME氏のルーツを交えてどのように考え、動き、ツアーやレーベルを動かしているのかを中心に話を聞いた。

--まずは最新のツアーであるFURYなんですけどどのような経緯でやることになったのでしょうか?

アルフレッド(FURY/Gt)がSOUL SEARCHとFORCED ORDERで来日したんでその流れでFURYもってなって。じゃあやろう、つって。

--自然にやる感じで

そうっすね、でもやっぱカッコ良いから。人のつながりで呼んでるってのもあるんですけど。最初はRED DEATHと一緒にツアーしたいって言ってきたんだけど、うん....やだ!って言って。笑

--笑。移動も泊まる所も難しいですよね。

そう。それはトゥーマッチになるって言って、こっちでやれる条件を提示して。もちろんRED DEATHも見たいけど。

--FURY自体は前から知ってたんですよね?

そう。バンドがスタートする時からこういうのやるって聞いてて。SOUL VICEでLA行った時にも一緒にやってるんですよ。

--結成して3〜4年ですよね。凄いですよね、いま世界的に一番勢いあると言っても過言じゃないのかな、と思ってます。

だから本当にラッキーなんだよね。たまたま仲良くなった奴が凄い奴だったり、凄い奴になっちゃったっていう感じだから。

--このPARAMOUNTのリリースでのタイミングは本当に完璧だと思います。

FEELINGの最後のパートだけでずっと飲んでられますね。笑

--STAND UNITEDとのツアーになった経緯は?

ケッジ(STAND UNITED/Vo)とかFURYのメンバーと仲良いし、なんか向こうもそんな雰囲気を出してたんですよ。だからもう自然の流れでベストマッチです。

--なるほど。FURYはメンバー内に兄弟がいるんでしたっけ?

ベース(デイブ)とドラム(アレックス)とFORCED ORDERのVo(ニック)がリアル兄弟。サマヨワ兄弟。アレックスはBABYARMYっていうスケートのブランドもやってるね。

--FORCED ORDERのVoもなんですね。アルフレッド氏はTEAM STRONG(※おそらく氷結ストロングが好きなだけのクルーと思われる)でしょうか?

SOUL SEARCHのとき凄い飲んでたね。タンスタはブレンダンとダニファンはエッジであとのメンバーとか、特にフランツww TUI、CWも基本みんなエッジなんだけどCWのハルーンとアーサーってやつは違くて飲んでたね。


SOUL SEARCH japan tour時の写真

<ツアーについて>
--はじめてやったツアーは?

2010とかにNUMBとやったTrapped Under Ice(以下TUI)のツアーですね。

--向こうが来たいって言ってたんですか?

それもあったけど、俺もやりたいなって思ってて。TUI出てきた時から好きだったしジャスティス(TUI,ANGELDUST/Vo)とはMy Spaceとかでやりとりしてたんで。

--My Space懐かしいですね。

同じ時期にCREEPOUTが向こうで対バンしててオジキ(CREEPOUT/Vo)とかを介してツアーやる事になったすね。

--当時だとそんなにツアー組んでる人もいなかのではないでしょうか?

いや、ALLIANCE TRAX(以下AT)とか全然ずっとやってたよ。TERROR,HAVE HEARTとか。あと会社(CR japan)でメロコアとかパンクバンドのツアーは間近で見てたんだよねSET YOUR GOALSとか。

--はじめのPUTV fest出てましたよね。

そう、で本当はそこにCOLD WORLDもくるはずだったんだよね。向こうの都合でだめになっちゃったけど。

--TUIツアーをやるってなった時、周りの反応とかどうでしたか?

どうだろう、気にしなかったかな。

--そんなに不安もなくですか?

う〜ん、当時はあったのかもしれないけど。
でもツアーの不安って言ったらちゃんと入国してくれるかが一番かなって。お客さん来てくれるかなっていうものあるけどツアーで利益出すとかは気にしないから、そんなにセーブもしないし。ツアー後の繋がりのがデカイかな。SOUL SEARCHの繋がりで向こうでSVできたりとか。


TRAPPED UNDER ICE japan tour時の写真

--TUIのツアーが終わった時の感想はいかがでしたか?

疲れたなっていう。笑 でもみんな楽しく出来たし上手くいってよかったなって。うん、あと今考えると当時来日ツアーとか既に結構あったけど自分たちサイドはあんまり外タレのツアーに呼ばれて無い印象があったから、自分らでやれたなっていうのがあったかな。

--新しい流れが生まれたという

そうっすね。だからツアーやったりとかっていうのは新参者なんですよ。基本は年一でしかやって無いし。

--凄いやってるイメージあります

確かに去年はTOO MUCHだったすね。本当はFORCED ORDERだけの予定だったんだけど。笑 TUIは9月あたりにマコトくん(SAND)とかセンタくん(NUMB)とやりたいねとは言ってて。

--あ、ではTUIはBOWL HEAD呼びではありますがお二人も大きく関わってたんですね

そうそう!TUIは二人の協力がデカいっすね。で、ANGEL DUSTはむしろ今年呼ぼうと思ってたの。笑 でもジャスティスがどうしてもあのタイミングで来たいって言ってて。でもツアーやるのもそんな簡単じゃ無いから「ちょっと離してやったほうがいいよ」とかも言ったんだけど、、紆余曲折ありやることに。

(ここの下りは個人的に興味深いのですがカットします)

--かくしてジャスティス祭りが開催されたんですね。これは今までの中でも一番大変な出来事でしたか?

もう完全にそうですね。他は全然無かったから。TURNSTILEとかも全然ラクだったし。

--元々TUIのブレンダンですもんね

アイツは良いやつ。超好き。タンスタみんなイイ奴だね。もちろんジャスティスも。笑

--ツアーをやるっていうのがかなりハードだと思いますが何が原動力になってますか?

いや、もうやるって決めたらやるしかないし、楽しいからっすね。あと頼まれたら断れないっていう。意外と。笑

--笑

でも、やれる事はやって行きたいっていうのはあるかな。自分の立ち位置はみんなのサポーターだと思ってるんで。裏方で。だからツアー組んでるけどそれで自分のバンドをどうこうしようとか無いんで。出れるのは出るけど。そこはいわゆるバンドマンとは違うかな。

--ツアーでトラブルはありましたか?

ほとんど交渉の時に潰しておくんで基本無いっすね。ただトラブルでは全然無いんですけど、どこで間違った海外のヤツにツアーを簡単に出来るもんだと思われちゃってるのかなとは思ってて。結構メールくるんすよ、いきなり。「○○ and XXX TOKYO SHORE STYLE!」みたいなの。そんな簡単じゃないよっていう。いま世界的に日本に来るのがクールって流れがあるんだろうから真顔で「いやいや」っていうつもりも無いけど多少は向こうにも謙虚になってくれたらなーとは思うよね。
これは英語ちゃんと話せる人に言って欲しいっす笑

--TOMEさんがそこまでは英語話せないと言うのはにわかには信じられないんです。それでもチーム ストロング組めるんですね。笑

全然いけるよ笑 キャラの押し売りっすけどね笑 そこはオレ、ラッキーですよ。(英語喋れないから)本当は全然ツアー向きじゃなくて。運転も免許ないんで。徳ちゃん(SOUL VICE/Dr)がいつも手伝ってくれてて。助かってるし嬉しいっす。英語も話せるし。

--ANGEL DUSTの時「もしかしてBOWL HEADってトメさんだけじゃなくてtatsさん(=徳さん)って方も一緒にやってるのかな?」と思いました。

BOWL HEADはオレ一人なんだけど、そのくらい助けてくれるね。笑 オレのやることに乗っかって楽しんでくれてるのかなと勝手に思ってるんだけど。


ANGEL DU$T japan tour時の写真

--この質問はすごく聞きたかったんですがSOUL SEARCH,FORCED ORDER,あとはCOLD WORLDにしてもですが凄い勢いがある時に呼んだ結果、そのノリが日本には伝わりきれてない「早い段階」だったのかなとも思っていまして。その辺りはどう考えていますか?

あーーでもオレの中ではめちゃくちゃ現行のバンドだからあんまり日本の状況とかは考えてないかな。それより絶対いま呼ぶことに意味があるしホットじゃん!いまじゃん!っていう。何でもそうだと思うんですけど「オレもうコレ知ってるぜ」みたいなのは結局アンテナの張り具合がヤバい訳で。それはやっぱりカッコイイと思うんすよね。ファッションとかもそうですけど。

--ただ、呼ぶとなったらその気持ちだけでやれない部分もあるかと思うんです。例えばお客さんが入らないとかshowとして成り立たない恐れがあったり。

そこで言うと考えてるのはやっぱり日本のバンドなんですよ。もちろん海外のバンドを主役として見せたいんですけど、それ抜きでもヤバいメンツにするって言う。そういう状況を作ればお客さんも楽しめるかなと。

--なるほど確かになんですが、主役の海外バンドが早すぎた為に盛り上がらない、とかは避けられない気もします。

うん、確かに。でも後はもうそのバンドの力だと思ってるね。何のライブでもそうじゃないすか、知らないお客さんに喰らわせられるかっていうのはそのバンドがヤバいかなんで。お客さんの気持ちはこっち側じゃ決められないし。だからオレはカッコイイと思って呼んでるし、さっき言ったような環境は整えてるつもりだから後はバンドがやれるかどうか?ってところで、逆に盛り上がらなかったりしてもそこに関して悪いなゴメンね、とかは思ったりしないね。

--なるほど。BOWL HEADの活動によって今は大分そのへんのカルチャーというかノリが日本でも広まってきたなと思うんですが、その辺はどう感じていますか?

うーん、これ申し訳ないんすけど、そういうの何も考えてないんですよね。ツアーはイコール自分の楽しみであって、もちろんみんなが来て楽しんでくれたらそれは最高なんだけど。シーンでどうとかはもちろん伝わったら素晴らしい事なんだけど、そこまで考えられないっていうか。ただCOLD WORLDとかもっと盛り上がってもいいかなっていうのはオレも思ったかな。例えば去年とかに来てたらもっと全然凄いことになってたのかなーって。その辺の環境は整って来たのかなとは思うね。

--そこが旬な時にBOWL HEADがツアーしてくれたのが大きいのかなと思っています

それは凄い嬉しいけど、日本のバンドの存在も大きいと思うよ。FIGHT IT OUT(以下FIO),SAND,NUMB,スタユナとか挙げればキリが無いけど彼らが対バンしたことによって海外バンドに興味を持ったり、彼らが好きだからって事でそっちもチェックしたり。それは美しい事だと思うんだよね。身近なバンドから影響を受けて純粋に広がっていく感じが。もちろん直で海外のHC好きになるのが悪いとかでは全然無いんだけど。


FORCED ORDER japan tour時の写真

<ルーツ(音楽/人格)>
--音楽的なルーツを伺いたいです

初めて行ったライブはBOØWYのLAST GIGSですね。兄貴がVan HalenとかベストヒットUSAとか好きでその影響で小6とか中1の時に。そのあと兄貴がラップにはまって「いまコレ超やばいから」ってYoung MCとかのCDを買ってきて。それでDJやりたいなってHIP HOPの。兄貴の友達とかにレコードとかもらったりしてたんで中三の時にお年玉でテクニクス買ったんですよ。全然できなかったけど笑

--笑。ではpunkに触れるキッカケは?

学校の先輩がスケーターで、そのビデオとかから入ってくる音楽がスイサイタルとかOPERATION IVYとかだったんでスケート経由デカイすね。

--その頃はどんな感じで遊んでいたんですか?

夜に竹ノ塚に集まってて。チーマーとかもいて結構荒れてましたけど。オレらは純粋にスケートとかダンスとか洋服とか好きなノリだったんで週末になると原宿とか高円寺をひたすら回って。高円寺はヌードトランプって店があってすごい通ってた。当時の高円寺はよくジャパコアの人とかがいて。自分が高校生ぐらいだったからめちゃ怖かったな、、でも弾丸ベルトが超カッコ良くて。

--弾丸ベルトはゲットしたんですか?

したっすね。やべー!ってカルチャーショック受けて。その頃に見たジャッジメントナイトの映画もかなり影響してますね。ハウスオブペインとヘルメットとかアイスティーとスレイヤーとか。ニルバーナとかもすごい好きだった。

--では初めて買ったレコードは?

SICK OF IT ALLのjust look aroundとAGNOSTIC FRONT、GORILLA BISCUITSを御茶ノ水ユニオンで。当時1番好きだったのはゴリビス。

--メロがあるのがよかったのでしょうか?

その時はタフなのより早くてメロがある方にハマったかな。だからノーエフとかペニーワイズとかも好きだったし。さっきのスケーターの先輩の他にサーファーとかスノーボードの人もいて。それもビデオで見て。すごい覚えてるのは93年にBeowülfっていうベニスのバンドのUn-Sentimentalっていうアルバムが出てすごい好きだったあと同じ頃にQUICKSANDのSlipとかもう出てた。まぁでも特にはまりだしたのはレコ屋で働きだしてからかな。

--どこのレコード屋で働いていたんのでしょうか?

むかし上野のセンタービルのカンパネラってレコード屋があってそこで。PROTECTのヒロ君とかも来てたんだよね。
「いまFLOOR PUNCHとかやばいから!」とか言って。ストレートアップからアルバムが出るって言ってたころだった気がする。その時にSAKIさん(現SAIGAIN TERROR)とかにも会ってるね。

--その後CR japanに入る流れですか?

そう、レコード屋が閉店するってなってそのタイミングで。


COLD WORLD,LAでの写真1

--時期的にCOLD WORLDとかもう活動している時期ですよね

COLD WORLDが活動して出したのはもうちょっとあとですが。COLD WORLD知ったのはCRの社長が外国人なんですけど、とにかくebayが好きで。「ここ何でもあるんだよ」って言って教えてくれてハードコアのシャツとかディグっててそれで知ったんだよね。

--その頃まだ日本では認知度なかったですよね?

そんななかったかな?でもミッチさんとかは知ってたと思う。後はCPKのみんなとかセンタ君とかもチェックしてたと思う。

--では遡って少年時代ってどういう感じでしたか?

なんか小3位の時に凄い威張ってて。で、小四に入って人生初の無視を喰らうっていう。。笑
それヤラレちゃって、そっから楽しいヤツになったかな。

--今の感じに

そうそう。ずっと楽しい感じで。一番の人気者とかでは無かったけど。

--でも中心グループとかにいた感じですか?

いたかな。その中の2〜3番目に目立つくらいの。

--先ほどの話からすると不良グループとは別ですか?

そうっすね、別だったんすけど小六の時に隣の小学校と抗争があって対決だ!みたいになってに日暮里の南公園にまさかの小学生150人とか集まっちゃって。こっちはバットとか持ってたり向こうはキンチョールにライターつけて火炎放射器だー!とかやってたからバトルになる前にすぐ警察きて、オレ要領悪くてすぐ捕まっちゃうっていう。笑


COLD WORLD,LAでの時の写真2

<ルーツ(レーベル〜クルー)>
--レーベルはどのようにスタートしたのでしょうか?

2003年くらいにMAD BALLが復活作を出すっていうんで、その日本版を出さないかっていう話がCRに来て。是非やりたいってなって最初は会社内にBOWL HEADを設立したんです。

--NUMB、ノーチョイ(NO CHOICE IN THIS MATTER)周辺ともはその頃から近い存在だったのでしょうか?

いや、もちろん昔からお互い知ってたけどいる場所が違う感じだったんですよ言い方難しいけど向こうがメインストリートだった。俺はちょっと蚊帳の外って感じで。

--意外ですね。その後はどんな感じだったんですか?

2007年とかにセンタくんたちがMERCHDIGやり始めて。事務所が職場(CR)とすごい近かったですよ。その辺から急速に近づいていったかな。時期的にはFIOとかリリースし始めたあたりで、その辺で会社でハードコアは難しいってなってレーベルは個人でやるようになってた。もちろんCREEPOUTも出すようになって。

--「YOYO-TOME」という名義はその頃からですか?

これはそのちょっと後かな?ドギー(DOGGY HOOD$)の初期の頃のライブでやべーっつって「YOー!」とか言ってたら菅原さんが「YOYO-TOMEだってなって」

--菅原さん命名なんですね。

そうそう、その辺からだんだん仲良くなっていって、フミトくん(FAIRY SOCIAL PRESS/TRUE ID)がRULERで働いてたりとかケンくん(ETERNAL B/KEN-ONE氏)も繋がって。フミトくんもデカイっすね。TRUE IDってジンを一緒にやってますし。

--これも聴きたかったんですがTRUE IDはどういった経緯で?

フミトくんが誘ってくれたんすね。あの人は熱いしカッコいいしTHE ハードコアっすよね。フミトくんもバンドやってるわけじゃ無いけど独自のビジョンがあるんで。まあでもこの二人だからね、緩い感じで。笑

--次の予定はありますか?

10月にFIOのレコ発をやる予定ですね。

--FIOはじめにリリースしたいって時にTOMEさんにあしらわれたと聞きました

だってダサかったじゃないすか、昔は。笑 最初期のやつとか音源聞いたけど超カッコ悪いじゃんって。笑 その後EX-Cとスプリット出したりしてアルバム出したいってタイミングでヤング(FIO/Vo)から改めて話もらってライブ久々に見たらカッコ良くなってて。1st出してから10年くらい経ってるね。もう4枚くらいリリースしてますね。

--ヤングさんも単独はbowl headからしか出したくないって言ってますから、それは凄い関係性だなと思います。では現在の状況はここ10年位で形成された感じなんですね。

僕はそう思うっすけどね。結局、今残ってる人たちって凄い濃い人たちなんですよ。むかしは凄いブームだったけど。2003,4年とか?に例えばurban warfareとか出て。でもそこから低迷した時期を経てるんで。だからふるいに掛かって、それでも好きなんですって人が残ってるって感じですかね。


SOUL VICE LA tour時の写真

<SOUL VICEについて>

--LAのフェスでのライブどんな感じですか?

すげー楽しかった。カリ(フォルニア)のバンドばっかで。DOWN TO NOTHINGとかDEMOLITIONとかFURY,SOUL SERCH,DESCREPANCYとか。

--NEW BRIGADE?

も出てた。あとVIOLENT SITUATION、GOD'S HATEとか。

--ビッグネーム揃ってますね。

うん、でもあの時で考えると丁度いいくらいの。

--SOUL VICE(以下SV)はどんな風に始まったんですか?

元々、オレとシモちゃん(AS WE LET GO)とBOO(FOR A REASON)の3人でアズウィーのツアーに乗っかりで遊びに行って適当に酒ウワーってやって飲みながら「バンドやるでしょー!」とか言って。全然関係ないメンバーを集めようって言って。シモちゃんCPKだしBOOもメロコアだし、関係ないCREEPOUTの徳ちゃんとかシャブを誘って。最初はBONES(Hollow Suns、DOGGY HOOD$)もVoでいたんだけど忙しくて辞めた所にアニキを誘うって今の形に。

--なぜトリプルボーカルに?

まず一人でVoはキツいから。笑 ギャグだから。ゆるくやろうって。LION crewとかMinority Unitとかのノリで。音的にはTake Offenceがいいねって言ってて。クロスオーバー。スイサイダル、アグノのエリミネーター的な。あとLEEWAY的なメロ有りの。

--BACK TO BACK(以下BTB)とはどのような経緯でサインしたのでしょうか?

TITLE FIGHTの来日でBTBの社長が一緒にきてて(ニールっていう)で、俺がCold Worldと仲良いのも知ってて。それで「出してよ」って言ったら「いいよ」って。

--結構ノリで笑

そう、で本当はFREEDOMのあとに出る予定だったんだけどレーベルが終わっちゃって。オレらのレコードも出てない。

--結局リリースされてないんですね。

当時、BTBのsnsとかでちゃんとアナウンスされてたんだけどね。

--Tシャツもバッチリ作ってましたよね

そう。だから今でもギャグでBTBのロゴをシャツに入れたりしてて。笑

--幻の。笑

レコードは出なかったけど、それで世界にも知られたっていうのもあるから本当にラッキーですよ俺らは。だからLAでもライブ出来たし。まあでもSVの話はいいよ。笑

--TUI大阪ではSVも出ましたよね。

そうそう。あれ面白くて

--すごいメンツでしたよね。

メンツもそう。で楽屋もやばくて。TUI,SAND,SOUL VICE。えーって。笑 機材置き場も各バンド用意してくれてて各バンドばーって機材並んでるんだけどSVのとこ竿2本とバックパック2つしか置いてないっていう。

--シュールですね。笑 ライブ自体はどんな感じだったんですか?

それがタイの若い子たちがクルーで10人位すごいフルモッシュしてくれて。まさかの盛り上がるっていう。完全にミラクル。笑 GAPっていう向こうでレーベルやってるヤツとかFED THE RIPPERってバンドのVoのMAXってヤツとか最新のフェスのモッシュかましてて。
彼らはもうピュア過ぎましたね。ブレンダンと写真とって「dreams come trueだ!」って言ってて。
最後はマコトくんも「SOUL VICEええっすねー」って言ってくれて。

--まさに大成功ですね。笑 では今一番アツいバンドは誰ですか?

ここ数年だとBUILD AND DESTORYかな。後POWER TRIPの新しいのとか。

--なるほどメロウなトコありますよね。

あれが好きで

--SVに生きてる感じがしますね。

やっぱハルーンさんのね。

--おお!cold worldとかRZLDZLのですか?

そうそう、Voっすよ。RZLDZLのVoがベースかな。あの時のあの辺のバンドは「俺らはこれで行く」っていうノリがあってやっぱ好きですね。

--Cold Worldは独自のノリで始めたんですかね?

多分そうだと思う。結局マーチの文化とかも彼らが広めたと俺は思ってて。当時ebayでもすぐ高くなるしリップオフ文化もそうだしセンスがズバ抜けているっすね。やっぱりフィリークルーはCold Worldが絶対的なところがあって最近の若手バンドとかもみんなちょっと憧れ入ってる感じでするけどね。その辺の盛り上がりがカリフォルニアとかにも飛び火したのかなーって思ってて。

--そうなんですね、FURYとかもその流れなんですかね?

じゃ無いすかね?もはや今はカリのが盛り上がってるっていう。俺はそれを感じますね。SVはマーチを作るっていうのも楽しみで。それがやりたい方やってるっていうのもある。10回くらいのライブでマーチは20種類くらいある。笑


TURNSTILE japan tour時の写真

<若い世代>
--FURYもそうですけどお客さんもあの辺はみんな若いですよね

若い子に来て欲しいっていうのはありますね。環境が違うから向こうと比べるのも良くないかもしれないけど。

--TUIとかTURNSTILEは若い層からも凄い支持があるのかなと思っていて

そうだね、大阪でTUIやったときHER NAME IN BLOODとか出てたんだけどメンバーが「初来日の時、超モッシュしてましたから今日嬉しいです。」って言ってて。そう言う子もいるっすね。メタルコアとかダークなHCとかは少しは若いバンドいると思うんですけどNYHCは今いないかなと思ってて。理想でいうと20歳のMADMALL的なの出て来て欲しいっすよ。

--若い子って意味ではFIOがベイサイドクサッシュに出たのも意味があったのかなって思ってます。あれはTOMEさんの計らいと聞いています。

そう、あれはああいうステージにFIOを出してみんなをあんぐりさせたいっていう。

--大成功だったのでは?

彼らにとってプラスになったか分からないですが。

--私は映像だけですが衝撃を受けました。

そこはカマしてくれるだろうっていう自信があって。最後にやったレーベルらしい仕事すね。笑 この10年のFIOの伸び方とかも見てるし、レーベル的には若いバンドがいたら出したいっていうものありますけどね。でもレーベルは難しいすよ。そこ行くとマーシーくん(WD SOUNDS)とか本当にすごいっすよね。完全に自分で自分の遊び場を作ってるから。最前線で。

--他にレーベル的にリスペクトしてるとかありますか?

やっぱりALLIANCE TRAXはそうですね。ずっと続けてるし。もちろんSTRAIGHT UPもすごいと思うし、この間CONDITION呼んでたBLACK HOLEはそれこそ攻めてますよね。レーベルやってく上ではGREED TOKYOとNERDS RECORDが渋谷にあって実店舗で手に取ってもらえる場所があるっていうのは大きいっすね。

<締め>
--最後に一言いただけますか?

なんですかね。とりあえずFURY来て欲しいですね。
あとCREEPOUTの新譜が出るのとTRUE ID企画で10月にやるFIGHT IT OUTのレコ発をチェックして欲しいですね。

--ありがとうございました!

(Apr 27th 2017 at.Shinjuku)

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