SOUL DISCHARGE & MAKE IT LAST座談会 FOR MAINTAIN part.2



-バンドのチョイスはどのように?

ユーキ:やっぱり日本のOLD SCHOOLを全国区で盛り上げたいっていうのがあったんだよね。それだよね、やっぱ。

長沼:そう、オレは地方の人が地元で根を張ってやってきてるの見てきてるからそういうバンドを東京で見てもらいたいなって思うし。若いバンドも出てきてるから、そういうのをどんどん融合させたら面白いかなって。でも、色々あるっすね、やったら楽しそうっていうのが大前提にある。笑 後はお互いのコネクションを上手く使って。

ユーキ:自分達に無いものを補えてると思う。世代と地方っていう2つの壁を壊してやれたらなって思う。今回は世代って意味では薄いかも知れないけど地方って意味では出来てると思う。三重(NO LIMIT)だったり

長沼:一番遠いのは福岡からBROKEN RUST。大阪(GORDON IVY & THE JAYBIRDS)。


BROKEN RUST


GORDON IVY & THE JAYBIRDS

ユーキ:仙台からBREAK OF CHAIN。で、オレらはOLD SCHOOL=YOUTH CREWっていう解釈だけじゃなくってNEW YORK HARDCOREだってOLD SCHOOLだと思うんだ。日本ではエモくて早いて、オクターブ使ってっていうのがOLD SCHOOLだと認識されやすいですよね。もっとひっくるめていいんじゃないかなって。COSの時もその辺は模索していてKILL OUTとかBOSS GORILLAとかは凄い気が合った。でも正直そこの壁は厚かった。こっちがアプローチしても反応はあんまりなかったりで。


BRAKE OF CHAIN

アキオ:でも僕は聞きたい音楽が多すぎて、聞く時ってジャンルで札分けして聞いてるんですよ。エモいOLD SCHOOLとかエモいNEW SCHOOLとか共通点を見つけて聞いて行くって意味でジャンル分けは役に立つのかとも思うんです。そういう中でEXPRESS OUR WILLとかNOTHING BUT HARD WAYとか聞いてノーチョイ・STATE CRAFT・NUMB・PROTECTってある程度勝手にイメージは作り上げるるんですけどそれで全ては判断はしません。ラスワン(LAST ONE STANDING)のポジフェスにしてもNAIADとかB-SIDE APPROACHとかNORDE出てたし、ノーチョイの解散の時にもPUNXも来てたりして、そういうの区別しなでやれたらなと思いました。聞く時には区別して聞きますけど。田部さんはメロコアも好きでNYHCも好きでナーバスみたいな音楽性のバンドをやってたり、ユーキさんも田部さんもレゲエが好きだったり。色々なモノが好きなんだけど、だからこそOLD SCHOOLっていう縛りは魅力的に感じましたね。で、いろんな人が居たら面白いなって。・・・わかんないすけどね。笑

長沼:それはオレも凄い考えた。それを企画で打ち出せたらいいよね。

ユーキ:まあ、まだやってないからね。笑

長沼:どうなるか分かんないけどね。バンド初期の頃はさ、OLD SCHOOL盛り上げたいって思っててもさ、やってくウチに色々な音楽聞くようになって色んなバンドと仲良くなってさ、ごちゃ混ぜな企画とかやりたくなると思うんだよね。でも、だからこそこういうのは面白いと思う。打ち出し方として。

ユーキ:オリジナリティってルーツありきだと思うんですよ。何が元になっているのかも分からないのにオリジナル感だけを前面に出されてもなって。かといって教科書通りっていうもの・・・まあカッコイイんですけど、自分がやる上では違うかなと。そこはやっぱりちゃんと昇華して自分らしさを入れていくのが面白いと思う。だから、今回の企画は縛ってるけど今後は発展して繋がって行くと思うし。

長沼:でもまだやってないからね。

ユーキ:そうそう。笑

長沼:もう、このワクワク感がなくなっちゃうのが勿体無くって。笑 2/10が待ち遠しいすぎて。考えると楽しすぎて。終わった後の達成感とか虚無感とか考えると・・・

ユーキ:祭りの後のね。

長沼:また次に繋がるとかも考えてはいるけど、とにかく今は楽しみ過ぎてしょうがないっていう。笑 メンツ決まった時とかフライヤー頼む時とか、今までとは違ったベクトルでの楽しみっていうか。



ユーキ:地方のバンドって凄い努力しているのにあまりにも何というか・・・フックアップさなさ具合が気になっていて。

長沼:努力してるヤツが報われないってのは嫌だね。ムカつくね。この間WALLでBROKEN RUST見たときはもう凄かったね。

ユーキ:BROKENはその象徴かもね。前にオレらが呼んでから5,6年くらい東京来てなかったワケだからね。

長沼:この前大阪で一緒だったんだけど、それも数年ぶりだったみたいだし。

ユーキ:音源もコンスタントに出してるしね。ライブも地元ではずっとやってるし。俺は本当にスゲーと思ってる。めちゃくちゃ華あるし。

アキオ:それこそOLD SCHOOLとか関係なくクオリティの高さが飛びぬけてる。

ユーキ:そうだよね。東京でウケる音だとも思ったんだよね。

アキオ:ちょっと凄い細かい話になるんですけど、サトマンさん(BROKEN RUST/Vo)と話しててPOLAR BEAR CLUBっていうBRIGE NINEから出てる最近のメロディックのバンドがいてCLEAVEとかにも影響与えてるバンドだと思うんですけどVoはHOT WATER系の渋い酒ヤケ系の感じなんですね。そういうのを取り入れてるって話をしててヤバイなって。福岡にはカッコイイメロディックいっぱいいますし繋がってるのかなって。

ユーキ:なんかそういう「揉まれてる感」が凄い好きなんだよね。STARTERとか・・・

アキオ:HARDCOREともがっつりやって、PRACTICEとかメロディックなのともやって。

ユーキ:NO LIMITもそうで三重はMAG SIDEあるしYOUTH CREWとNYHC両方やってて。YOUTH CREWとかってともするとオタクの自己満っていうか自分たちのコミュニティが楽しければそれでいいやみたいな

アキオ:オレもその一人ですけど。笑

ユーキ:それは全然いいんだけど、そこで完結してるのは勿体無いなって。せっかくカッコイイ事やってるんだから井の中の蛙じゃ無くってもっと外に目を向けたらもっと面白い事出来ると思うから。BREAK OF CHAINにしても色んなところに自分たちから行くし、そういうのがオレは凄い好きで。そういう人たちは強いと思う。今回の企画はそういうバンドを呼んでます。

アキオ:でも、これは使って欲しいというかじゃないんですけど、OLD SCHOOLの人が集まってる時にメロディックの話するのも楽しいし、メロディックのバンドやってる人たちとエモの話するのも楽しいし、多分天邪鬼なんです。笑




長沼氏(MAKE IT LAST)、大竹氏(THINKALONG)、サトマン氏(BROKEN RUST)

-企画名のMAINTAINに込められた意味は?

ユーキ:これはオレが考えたんだけど、みんなが共通して好きな歌詞とかから取ろうって話もあって。ベタですけどコレはBLUE HERBから。あとは響きで。

長沼:最後二つまで残ったんですよ。ノーチョイのシングルでKNOWING YOUR LIMIT,KNOWING YOUR CAPACITY IS THE KEYっていうのがあったんだけど。それまでも色々あったよね。

ユーキ:どんなのあったけ?

長沼:話の流れでプレミアムな企画にしたいってなって。PREMIREとか。

-スタイリッシュですね。セレブっぽい。笑

長沼:オシャレすぎる。笑

ユーキ:山の手っぽい。笑

長沼:WALK TOGETHER,ROCK TOGETHERとかね。

ユーキ:まあでも、継続してやれたらいいなっていうのもありますけどね。あとMAINTAINってボストンのバンドでいるんですよ。STRIFE直系の。

田部:へー知らないなぁ

ユーキ:超カッコイイよ!!聞いてみて!

アキオ:5年くらい前ですかね。CARRIERとかその辺の。

ユーキ:HAVE HEARTとかね。CARRIERとかもなんだ。

アキオ:いや、イメージですけど。ジャケはクリシュナですよね。

ユーキ:そうだよね。iTunesで買ったから歌詞は無いんだけどね。ミドルスクールっていうか。

長沼:絶妙だね。でも良くやろうと思うよね。笑

-煮え切らない系のヤツ?

ユーキ:いや、煮え切ります!

-MOUTHPEACEとかは終始煮え切らないかなと

アキオ:ああーMOUTHPEACEは!!!でもSTRIFEとか燃えますよね!

田部:STRIFEは若干NEW SCHOOLな感じがあって良いよね。

アキオ:そうですね、YOUTH CREWって感じはしないですよね。でもOLD SCHOOLではありそう。

長沼:でも定義って結局人それぞれだから誰がどうって言っても自分の中では違ったりするじゃん

アキオ:結局そうですよね。売り場でのカテゴライズも自分とはズレてる時ありますしね。

田部:オレはもうちょっと広い解釈っていうのもアリなんじゃないの?って思う

ユーキ:わかる。それこそEXPRESS OUR WILLとかも音は全然違うもんね。でも何ていうかまとまってる・・・

アキオ:シーンっぽさ!!!

ユーキ:そう、空気感を感じられる。

アキオ:UNIONで100円で買ったんですけど!めちゃくちゃ聞きましたよ!!

田部:オレも聞いたよ

長沼:EXPRESS OUR WILL3が出る直前のナーバスのライブの時、田部君がCD振り回しながらモッシュしてるのは超覚えてる。

田部:すげー記憶力だな。笑

長沼:CD持ちながら2STEP踏んでたもん。笑

一同:笑



田部:いや、だってアレに参加できた事が本当に嬉しすぎて。

長沼:そうだよね。

田部:ルーツもルーツだからさぁ

ユーキ:3が出た時はナーバスとかNUCLEARSとか同世代のバンドが入ってて悔しかったよ。まぁ、その後オレら(COS)をフックアップしてくれる人達もいたからいいんだけどね。

長沼:でもコンピは色々広がるよね。大阪呼んでくれた人もコンピ(FINAL LETTER 「It's Our Endless Battery」※ココをcheck!→ http://finalxletter.cart.fc2.com/ca10/41/p-r-s/ )聞いて呼んでくれたし。

-どんな方なんですか?

長沼:CHOMEさんって人なんですけどバンドとかはやってなくって個人で企画してる人で東京とかもバンバン来るしノリいい人。

田部:へぇー凄いね

アキオ:大阪でやった時、10バンド以上出てたんでオレ途中休んでたんですけど(CHOMEさんは)一発目のFIVE NO RISKからダイブしまくって、ずっとテンションキープしてて。

ユーキ:企画者の鏡だね

アキオ:個人企画ってそういう人じゃないと出来ないのかなって思うし、そういう人がやるから面白いじゃないですか!

ユーキ:本当に好きな人だからこそだよね。ジンさん(LOVE OVER VOLTAGE RECORDS)とか。

アキオ:ユウコさん(FREE YOUR MIND)とか。普通にライブハウスにいるっていう。企画やるから見に行くってワケじゃなくて。

-そう、その順番っていうのが案外大切だなって常々思ってます。好きだからやるっていう。

アキオ:ライブ楽しみすぎちゃって自分の企画のフライヤー配り忘れちゃうくらいの勢いある人も。笑

ユーキ:気がついたら身内しかいなくなってるとか。笑

長沼:2/10のフライヤーも楽しみだね。

ユーキ:TA96(AND BELIEVE/Dr)にお願いしてるんで。12/22のフライヤーもヤバイですね。

長沼:もう写真みたい。

ユーキ:もう画家ですね。



PART3へ続く...





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