FIGHT IT OUT NEW 7INCH + CD“LOCOS ONLY”release interview



2014年始まって間もない1.25にBOWL HEAD inc.よりバンド史上初となるep(+CD)をリリースする
FIGHT IT OUT。物理的にも音的にも広い範囲でライブを行い、例外なくフロアに衝撃を叩きつける横浜CITYが誇る珠玉のHARDCORE。仲間を大切に、自由に、そして己の信念に基づいた行動に裏打ちされるモノとは?
1stの頃からのストーリーを交えて現在の状況を聞いた。

YANG(Vo)
JUNYA(Gt)

「ライブ中の記憶が無い。盛り上がってたのかどうかも覚えてない。」

-new ep完成おめでとうございます!タイトルの「LOCOS ONLY」はイコール「横浜ONLY」という意味ですか?

YANG:いや、そういうワケじゃなくって僕の先輩が会話の中でイキナリ言った言葉で。

-どんな会話だったんですか?

YANG:なんだっけな。なんかTシャツを作ろうってなって「LOCOS ONLYでイイでしょ!」ってこの人(H-BOMB)が。笑
意味は「ローカルの」とか「狂ったヤツ」だからイイなと思って。仲間を大切にっていう意味も込めて。

-それでfeatはマサヒロさん(BAYONETS / Oi masa)に?

YANG:まぁ、あの曲にした意味は特に無いんだけどね。

JUNYA:レコーディングに遊びに来てて

YANG:なんかあの人、ロコスっぽいかなって。

-FIGHT IT OUTのライブを見た人はみんな一度はマサヒロさんが気になると思うんですが出会いはどのように?

YANG:僕が初めてライブに行った時に。リザードで。いきなりマサヒロ君と喧嘩になって。
ピットでぶつかったとかぶつかってないとか。

-初めて行ったライブというのは?

YANG:LRRPかな。CHANGE FOR UNITYってバンドが始まったと思ったらVoがマサヒロ君で「うわ~最悪」って。笑
その後もたまにライブで一緒になってて見つけると「うわ、アイツ来てるよ~。もう今日ツマンネーよ」って。笑

-仲良くなったキッカケというのは

YANG:TAZのツアーに付いて行ったのかな

-今ではFEATする仲に

YANG:そうっすね。勝手に来て「歌わせろ」って言ってやって帰って行ったけど。

-これまでFEATはあったのでしょうか?

JUNYA:1stの時は

YANG:COMMUNITY TRUSTのキムさんとELEMENTS 4 UPWARDのイトウ君。
2ndの時は別にいいかなって。今回も別に要らないでしょって言ってたんだけど
(マサヒロ君)スタジオに来ちゃって。今では最高のアニキです。



-今回のEPはどんな作品になったと思いますか?

YANG:今やりたい事を全部やった。少し1stっぽさも戻して。

JUNYA:プラス2ndの荒さ。

YANG:2ndは硬いリフが無かったからエッジを利かせた部分(=1stっぽさ)を入れた。

-曲はすぐ出来る方ですか?

YANG:今回は難産。

JUNYA:作るだけ作って直前ギリギリで全部ぶっ壊して作り直した。

YANG:だからオシャカになった曲も多くて10曲以上あったけど残ったのがこの6曲。

-STOP AND GOの質感が80USHCの感覚を感じました。

YANG:MINOR THREATとかその辺の雰囲気っていうのはもう・・・体に染みついてるね。皮膚感覚で。
HARDCOREは皮膚感覚だから。

-ブラストビートを入れてるのも?

JUNYA:パワーバイオレンスですよね。レコーディング前に良く聞いてて。

YANG:最近聞いてるのは?

JUNYA:フロリダのSuper Mutant

YANG:最近のバンドなんでしょ?

JUNYA:そう。どツボで。

YANG:最近のバンドをパクっちゃうんだ。笑

JUNYA:これはカッコイイ!って言ってね。
あとでも一番影響受けたのがピッツバーグにHEARTLESSってバンドがいて。

YANG:HEARTLESSも結構最近だよね。

-SPAZZとかじゃないんですね。

YANG:それはオレが好き。その辺の疾走感。FIGHT IT OUTは昔っから疾走感をウリにしてる。

JUNYA:2ビートでも最速を狙う

YANG:横浜最速チャンピオンスタイルはE4Uじゃなくて実はオレらだった

JUNYA:でも元々速かったんですか?オレは途中から入ったんで

YANG:うん。HARDCORE PUNKは速く無いとダメでしょ



-JKTの写真ですが

YANG:あれは横浜が空爆されてる写真。

JUNYA:WEEKEND NACHOSみたいだなって思った。ロゴがあって写真があって

YANG:あのレイアウト好きなんだよね。字、写真、字って。

-レーベルは前回に引き続きBOWL HEAD inc.と言う事で自然の流れですか?

YANG:そうですね。早くオレらが売れてTOMEさんにラクさせたいなって。

JUNYA:それなのに(利益出ずらい)7INCH

YANG:この先も単独はBOWL HEADからしか出したくないね。それが一番楽しい。

-1stからずっとですよね

YANG:初めは「勝手に出せば」ってあしらわれて。「いや、そうじゃなくてBOWL HEADから出したいっす」って。笑

-TOMEさんとのファーストコンタクトはどのように?

YANG:それが覚えてないんだよね。でもTOMEさんも覚えてなくて。
2004~2005あたりにTAZ絡みでだったとは思うんだけど。

-どちらも覚えて無いという。笑
2ndになってスタイルが変わったと思うんですけど周りのリアクションはどうでしたか?

YANG:イイ方が多かったかな。あの時、同じような事やってるバンドもいなかったと思うし。
HARDCORE PUNK!って感じにしたかった。

-変化したキッカケは?

YANG:本当にやりたい事をやろう。ということで。1stはちょっとカッコつけてたり
その時のトレンドに影響された部分があった。

-では外部的な要因ではなくという事でしょうか

YANG:でもライブスタイルという面ではA.O.Wを見たのが衝撃的で。
感情を剥き出しにする、という点で影響を受けてます。

JUNYA:2nd作る時もヤングが「ハイ、無駄を省きましょう」って。

-削ぎ落としてますよね

YANG:日本語詩という面ではVIVISICKとLOW VISIONのリリック見てこういう歌い回しが出来るんだって思った。

 

-2nd出たくらいからPUNKAFOOLIC!とかフェス的なものに出演するようになったと思います。HARDCOREと言う観点から見ると「セルアウトした」とか言われかねない部分もあるのかなと思うんですがそのあたりはいかがですか?

YANG:あれはTOMEさんがブッキングしてくれて。ああいう環境でオレらが出るってのも面白そうだったから。

-実際にやってみてどうでした?

YANG:面白かったね。セルアウトとかは特に考えて無い。
軸さえブレなければどこでやっても一緒かなと。

-FIGHT IT OUTはどこでやってもイイ意味で同じようにブチ上げますよね。空気持ってくというか。

YANG:オレらの後、やりずらくさせてやろうかなって。

-活動範囲を広げて行こう、とかって思ったりしますか?

YANG:結果広がってればいいかなって。面白そうって思ったライブに出るだけ。

JUNYA:知らない人の前でやるのが一番意味があるし楽しいしヤリガイもある。

-ライブ中にお客さんの反応って気になりますか?

YANG:ライブ中の記憶が無い。盛り上がってたのかどうかも覚えてない。
映像を見てはじめてこうだったんだ。っていう感じ。

-ライブで重要だと思うことは?

YANG:皮膚感覚。・・・あと拳。

JUNYA:一番アガッてる客よりアガる。



-見てて凄いなと感じたライブはありますか?

YANG:A.O.W。STILL YOU ALIVE。LOW VISION。NO LIMIT。VIVISICK。WIREでやったTRASH TALK。
感情とその人の人間性が出てるライブがグッと来ますね。
あとHIP HOPだとMEDULLA。ダイブしましたね。

JUNYA:MEDULLAは始まった瞬間に空気が変わる。ライブではああいうのは無くてはならないものですよね。

-ライブ前は緊張しますか?

YANG:今はしない。ウチは変な演出とかもないし、オレは基本ライブ前に酔っ払うんで。
ライブで暴れてライブ後に酒が抜ける。

JUNYA:オレはすごい緊張するんですよ。KTGWさん(AND BELIEVE)が言ってたので凄い分かる言葉があって
「ライブ前、停電にならないかなってくらい緊張してる」という。
そんな緊張してる状態なのにVOがなかなか来なかったり。

YANG:VOがまだバーカンにいる。とか。

JUNYA:でも音出した瞬間、パァーって無くなるんですけどね。

 

-FIOのライブは凄まじい衝動を感じるのですが何がそうさせているのでしょうか?

YANG:あの時間帯しか、ああいうのが出来ないから。その日の体力全部をあそこに注ぎ込んでる。

-怒りは原動力になっていますか?

YANG:リリックはそういう感じだけど、ライブでは叩きつけるっていう感覚。
リリックにはちゃんと対象がいる。

-それはポリティカルなものですか?それともパーソナルなもの?

YANG:パーソナルなものだね。怒りは身の回りにある。

-では「裏切りのSHOW誘いをかける」「裏切りと堕落 遠回しに問いつめる」というリリックですが

YANG:オレがそう受け取った事。向こうがどう思ってるかは知りません。ただ、ちゃんと相手はいる。

-具体的にはどのような

YANG:オレらのことを取り込もうとしてくるヤツら。
今まで散々高みから見下してきてたヤツらが今になって近づいて来る。

オレらは基本、隣にいる友達をどれだけアゲれるかっていうスタンスだから
今さら先輩ヅラして近づかれても無理っすよっていう。



-FIGHT IT OUTはCREWには属してないんですか?

YANG:今は無いですね。オレ達はどこにも属さずにアツく行こうと。
でも横浜にYCSっていうのがあって。BAYONETS周辺に。

JUNYA:YOKOHAMA CITY SKINHEADS

YANG:別に堅いアレじゃないんだけど。その辺とは仲良いね。

-11/10のライブのMCで「来年は爆発寸前のオレらの仲間がカマすぜ」という内容があったのですが改めて紹介していただけますか?

YANG:まずは横浜のBAYONETS。東京のSUPER STRUCTURE。それにH-BOMBがSIX PACKっての始める。DOMINATEは新しいの作ってるし、横浜の危険な後輩PERSONA NON GRATA。
あとNINJA STYLEっていうイベントでやっててレゲエマニアで絵描きの人がいて。

-日吉でFIGHT IT OUT出てたライブのフライヤーの方ですか?

YANG:そう。アレックス(ALEX)っていうライブハウス。あれからオレはレゲエに興味出てきて逆に向こうはHCに影響されて。

-アツいですね。

YANG:店側もHCアツいって言ってるから今後やる機会は増えていくと思う。



-「アツく行こうぜ」というMCが有名だと思うんですが、最近アツいと思ったことは?

YANG:ちょっと考えます。

-では「この人は凄いな」と尊敬する人はいますか?

YANG:ポジティブな面でKEN君(ETERNAL B)。

JUNYA:一回バンドから遠ざかっていたけどSUPER STRUCTURE始めてカムバックしてきた。トシキ君。あの人は好きですね。

YANG:あとポジティブな子でユカちゃん。

JUNYA:これちょっとチェックして欲しいんですけど方南町にプラティハ(Platiha)っていう美容室やってる子がいて。
店長なんですけど元々は鹿児島の子でLIFE STYLEとか仲良くて。ユカちゃんは本当チェックして欲しい!
方南町にプラティハ(Platiha)ね。

YANG:尊敬するよね。

JUNYA:男女関係なく。クソポジティブだし。

YANG:最強のポジティブだね。器がデカい。

 

-各パートで影響を受けた人はいますか?

YANG:SUBZEROのLOU。HOODSのBEN。

JUNYA:TRASH TALKのGARRETT。

 

-最近聞いてる音楽を教えて下さい。

YANG:Left For Dead「Splitting Heads」とBAYONETSとサザンオールスターズ「栄光の男」。リリックが心にくる。

JUNYA:さっき話した通りSUPER MUTANTとか。後はDOWN NORHT CAMPのCENJU君。間違えないです。

YANG:HIP HOPだったらILL TEE「Ice Cream Dream」。あとは鬼一家と漢。

JUNYA:あとSTICK TOGETHERとかも今更だけど聞いてますね。

YANG:あと可燃引火。

 

-今後の予定は?

YANG:来年3rdアルバムを作りたい。それに先駆けてのepでもあるんで。

-今年もA.O.Wとの共同企画はありますか?

YANG:今年は出来なくて来年(2014)の2月1日にSANDのレコ発でEDGE OF SPIRIT,BAYONETS,THINK AGAINというメンツでやります。

 

-では最後に一言お願いします。

YANG:はい。SUPER FAST SKINHEADS POWER VIOLENCE POSITIVE AND NEGATIVE HATECORE PUNKなんでよろしくお願いします。

(2013.11.22 at新宿 達磨の地下)





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